年賀状に消印が見えないのはなぜ?使用済みとの見分け方は?

元旦に届く年賀状は普通のはがきと違い消印がありません。

消印ははがきが使用済みであるということを証明して、再利用ができないように捺印される大事な手続きのはず。

  • 年賀状ってなんで消印が押されないの?
  • 使用済みの年賀状とどう区別するの?
  • いつまで年賀状に消印が押されないの?

という人もいるでしょう。

この記事では年賀状の消印についての疑問点を解決していきます。
ぜひご一読ください。

どうして年賀状に消印がないの?

年賀状に消印が押されない理由はひとえに、「作業効率のアップ」のため。

年末年始の年賀状のシーズンは郵便局にとっても最も忙しい時期になります。

年賀状の発行枚数は年々減少しているとはいえ、何十億枚という年賀状に消印を押していたら配達が遅れてしまいます。

なので消印をなくすことで作業効率をアップさせているのです。

年賀状は正式には年賀特別郵便として取り扱われた年賀はがきのこと。

消印が押されないということは約款にも明記されています。

普通の官製はがきを年賀状として送る場合は、左上の切手部分の下に赤文字で「年賀」と記載し、年賀はがきとして扱ってもらうようにしましょう。

消印無しでどうやって使用済みとの年賀状を見分けているの?

年賀状には消印は押されません。

消印が押されないと、どうやって使用済みの年賀状と見分けられるのか気になります。

実は配達された年賀状には消印の代わりに見えないバーコードが押されています。

このバーコードは特殊なインクで印字されていて、ブラックライトを当てると浮かび上がる仕組みになっています。

ブラックライトとは、紫外線を放射する光のこと。人間の目にはよく見えない非常に弱い光を放っています。

普通の明かりとして使われたりはしませんが、偽札の偽造鑑定や非破壊検査など年賀状のバーコード以外にも様々な用途で使われています。

使用済みの年賀状にブラックライトを照射すると、特殊インクで印字されたバーコードが浮かび上がってきます。

一般の人には配達されたかどうか分からなくても、郵便局の人には配達されたかどうかすぐにわかってしまうのです。

年賀状の消印はいつまで押されないの?

とはいえ、ずっと年賀状の消印が押されないわけではありません。

12月15日〜1月7日に投函された年賀状に限って、消印が押されないことになっています。

年賀状は松の内と呼ばれる期間までに相手に届けることがマナーとされています。

松の内とは玄関前に門松が飾られている期間のことで、元旦から1月7日までの期間をいいます。

松の内を過ぎた1月8日以降は、年賀状も普通の郵便はがきと同じように扱われ消印が押されるようになります。

1月7日を過ぎたら、年賀状ではなく寒中見舞いを送りましょう。

寒中見舞いとは寒冷地を見舞う季節の挨拶文。

今では年賀状に対する返事が遅れてしまったときや喪中で年賀状が出せなかった時の挨拶として使われます。

年賀はがきではなく普通の官製はがきで寒中見舞いを出します。

年賀状に消印が押されて相手に届くのは失礼だしみっともないので、1月7日を過ぎたら速やかに寒中見舞いに切り替えましょう。

書き損じの年賀状は交換できるが使用済みは消印がなくても交換できない

書き損じの年賀状は、1枚5円の手数料を払えば郵便局で切手や通常の官製はがきと交換してくれます。

年賀はがきの販売期間であれば、新しい年賀はがきと交換も可能。

年賀状には消印が押されないので、使用済みの年賀はがきも交換できちゃうんじゃないかと思いますが、当然交換はできません。

再利用防止のために、一度配達を受け付けた年賀状には見えないバーコードが印字されています。

見えないバーコードはブラックライトに照らすと浮き出てくるようになっていて、郵便局では使用済みかどうかをカンタンに判別できます。

このバーコードのおかげで、年賀はがきの不正利用を防止することができるのですね。

まとめ

年賀状は郵便局にとっては年に一度のビッグイベント。

仕分けの作業員や配達スタッフなども大量に採用してシーズンを乗り越えます。

特別な郵便物だからとか、伝統のある文化のものだからと言う理由ではなく、効率的な業務遂行のために消印が押されないというのは現実的な感じがして意外です。

とはいえ、配達済みの年賀状には見えないバーコードが印字されていて再利用はできないようになっています。

正確に言うと年賀状には消印が押されないのではなく、消印が見えないということがおわかりいただけたのではないでしょうか。

  • 年賀状に消印がないのは業務の効率アップのため
  • 配達された年賀状には特殊なインクでバーコードが印字されていてブラックライトで照らすと見えるようになっている
  • 見えないバーコードで郵便局は配達済みかそうでないかを判断する
  • 1月8日以降の年賀状には消印が押される
  • 書き損じの年賀はがきは交換できるが使用済みの年賀はがきは交換できない

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