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年賀状と寒中見舞いの違いってご存知ですか?
なんとなく知っているけど詳しい違いまでは・・・という方も多いのではないでしょうか。
今回は、その違いを見つつ出すタイミングなどもご紹介していきます。
目次
年賀状と寒中見舞いの違いとは?
年賀状と寒中見舞い、根本的な違いがあります。
きちんとした違いを理解した上で、年賀状・寒中見舞いを出しましょう。
そもそも寒中見舞いとは?
年賀状は一般的にどういう時に送るかというと
- 離れて暮らす家族や親戚などの親族
- 会うことが少ない友人や知り合い
- 勤務先の上司や同期などの同僚
- 取引先の会社や担当者
こういった場合に送りますよね。
では、寒中見舞いを貴方は送ったことはありますか?
シーズン的に、年賀状で済ませてしまう方も多いと思うのですがそもそも寒中見舞いは豪雪地帯にすむ方への気遣いとして送られていた古い習慣です。
主に出す理由としては以下が挙げられます。
- 暑中見舞いの様に、季節の挨拶をする
- 喪中のはがきを頂いた方へ、年始の挨拶をする
- こちら側が喪中の際に、年始の挨拶をする
- 1月7日までに年賀状で返事ができなかった方へ、新年の挨拶をする
- 喪中と知らず、年賀状を送付してしまった相手へのお詫びとお悔やみを伝える
上記のような場合は、年賀状ではなく寒中見舞いを送るのがマナーとしても正しいです。
喪中の場合は年賀状ではなく寒中見舞いを送る?
もともとは、寒中見舞い自体は相手を選ぶものではありませんでしたが、今では喪中の相手に年賀状ではなく寒中見舞いで新年のあいさつを送るという事が増えてきました。
相手がこちら側の喪中を知らずに年賀状を送ってきてくれた場合にも、寒中見舞いで新年の挨拶としてお返事するという事が一般的です。
そして、年賀状での返事が遅れてしまった場合などでも寒中見舞いでお返事するという事もよく行われています。
もし、返事が遅れてしまった場合や喪中の場合はお詫びの言葉やお知らせの挨拶一文を添えておけば失礼には当たらず、相手にも理解してもらえると思いますよ。
年賀状で返すことが出来る時期が決まっている?
年賀状でのお返事ができるのは、1月7日までという期間があったことをご存知でしょうか?
年賀状は、年初から松の内まで(この期間が1月7日)にやりとりするものなので、新年の挨拶として送られてきた年賀状を、年賀状で返すには時期が決まっています。
しかし、どうしても遅れてしまったり喪中であったりと1月7日までには出せない場合もあると思います。そういう時には、寒中見舞いでお返事することが出来ます。
寒中見舞いも出せる時期がある?
寒中見舞いも、出すべき時期は決まっています。
そもそも寒中とは、二十四節気の「小寒(しょうかん)」から「大寒(だいかん)」の間
この期間を寒中といいます。
そしてその期間は大寒の最後の日である「節分」の2月3日までとなるのでこの期間までであれば寒中見舞いを年賀状の返事として出すことが出来ます。
いつまでに年賀状・寒中見舞いを出せる?
年賀状は
- 1月1日~1月7日までの間 :年初から松の内と呼ばれる期間
寒中見舞い
- 1月8日~2月3日 : 松の内の翌日から節分の日までの期間
覚えておくと便利ですよ!
ただし、その年によって日付などがずれる場合もありますのでそろそろ送る時期だなーと思った場合はまず正しい時期や期間を確認することから始めてみましょう!
寒中見舞いの例文とは?
寒中見舞いと年賀状の違いが見えたところで、寒中見舞いに使われる例文をご紹介します。
寒中見舞いの例文として、出す状況で添えるべき文章が微妙に変わってきますので参考にしてみてください。
自分が喪中だった場合
※相手にも喪中のお知らせをした場合
例)
寒中お見舞い申し上げます。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
○○(故人続柄)の喪中につき年始のご挨拶を差し控えまして、失礼致しました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
※相手が喪中だと知らなかった場合
例)
寒中お見舞い申し上げます。
ご丁寧な年賀状を頂きまして誠に有難く存じます。
○○(故人続柄)の喪中につき年頭のご挨拶を控えさせて頂きました。
旧年中にお知らせ申し上げるべきところ、年を越してしまいお詫び申し上げます。
寒い日が続きますが お元気でお過ごしくださいませ。
といったように、状況で文章を変えて書き添えるといいですよ。
まとめ
年賀状と寒中見舞いが、このように期間で違いがあり更には喪中の際に年賀状の代わりに新年のあいさつとして利用できるという事をご存知でしたか?
日本の古い習慣が今も続いているというのは、きちんと用途と時期などが区切られておりそれを昔から人々が大切にして行ってきた証拠です。
細かいマナーかもしれませんが、この1つをきちんと知っておくだけでも相手側には好印象を与えることもできますし、大人としてマナーを備えておくことも大事です。
是非とも、年賀状と寒中見舞いをうまく使い分けてくださいね。
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